叱ったらダメなんですよね?


ペアレントトレーニングでは、問題行動は基本的にはスルーして、褒めて良い行動を増やす。
悪い行動に着目して声掛けすると、その行動が強化される。とされています。
なので、こんな質問がありました。

人に危害を与える行為がありました。
でも、叱ったらダメって聞くので、こんな場合も、やっぱり叱ったらダメなんですよね?

という質問でしたが、

答えはNO!です。

絶対にやってはいけない事の場合は叱ってください。
事前にやらないと約束しているのであれば、ペナルティがあってもいいです。(理解度や年齢にもよります。)

そもそも、それが起きるタイミングって、どんな時かわかりませんか?
それが起きる原因を、まずは排除してください。
それが、好きなゲーム中に起きるのであれば、そのゲームは一時無しにして、違うゲームにしてください。

このように、その事が起きること自体を極力減らす努力をしてください。

そして、叱る時は、感情的にならず、淡々と悪かった行動だけを伝えてください。
して欲しい、取って欲しい、正しい行動も付け加えてあげるといいですね。
決して、その子自身を否定しないでくださいね!

行動が悪いのであって、その子自身は悪くありません。

感情のコントロールや、気持ちの切り替えができるようになったり、成長が見られたタイミングで、約束の上、チャレンジしてみてください。
それでも、問題行動があるようなら、またしばらく排除。

このような形で様子をみながら進めて見てくださいね^_−☆

ただし!!!
ペナルティを与える時は、勉強とかにしないでくださいね(笑)
勉強することは、ペナルティなんだ。と認識します( ˃ ˂ )
これ、勉強嫌いになる原因にもなります。
お手伝いとかもダメですよ。

例えば、好きなおやつ(欲しいもの)を我慢して、違うものにするとか。
好きなゲームの時間短縮とか。そんなペナルティにしてください!長期間に渡るのもやめましょうね☆