発達障がい、発達の遅れが気になるお子様向け幼児教室です。 児童福祉法に基づく児童発達支援事業として、家族支援、一人ひとりの特性にあった指導方法、学習、コミュニケーション指導を行います。



障がいのあるお子様が、学校の授業終了後や長期休暇中などに通う施設のことです。

・その子に合った支援が受けられる。

・小集団の中で社会性を身につける場所である。

・家族のサポーターとしての役割。

お子さんが放課後、安全で安心して過ごせる場所として注目されているサービスです。
学校外で集団生活を行う機会や居場所をつくり、またその家族を支えるために創設されました。障がい児の学童保育とも表現されます。


発達障がいとは、脳機能の発達が関係する生まれつきの障害です。通常低年齢において発現するもので、環境が変わることにより、元々持っている発達障がいの特徴が成人になってから浮き彫りになることもあります。

発達の進み方に早いところと遅いところ(発達の凹凸ともいいます)があり、苦手なことや出来ないことが増えて、日常生活や仕事で困ってしまう状態のことです。二次障害(うつ不登校、ひきこもり等)を防ぐためにも正しい対応が必要になります。



いろいろな発達障がい


注意欠陥多動性障がい(ADHD)

注意欠陥多動性障がいの子どもは、気が散りやすく集中力が続かず、忘れやすかったり落ち着きのなさが目立ちます。1つの遊びを続けてやることができず、すぐに飽きてしまったり、ぼーっとしていて話を聞いていないように見えることがあります。
注意力のなさや忘れやすさが顕著な「不注意優位型」、多動や衝動性が前面に出る「多動・衝動性優位型」、療法の特性を併せもつ「混合型」の3つのタイプに分けられます。

自閉症

自閉症とは、通常生後30ヶ月までに発症する先天的な脳の機能障がいです。 視線が合わなかったり1人遊びが多く、関わろうとするとパニックになったり、 特定のものごとに強いこだわりが見られたり、コミュニケーションを目的としたことばが出ないなどといった特徴があります。 自閉症の7~8割は知的障害を伴いますが、残りの2~3割は知的な遅れがなく、こうした自閉症を「高機能自閉症」といいます。高機能自閉症には、「アスペルガー症候群」も含まれます。

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群は自閉症スペクトラム障害にふくまれる障害です。ことばのやりとりの問題はなく、また知的にも高い人が多いため、ほぼ高機能自閉症と同義語として使われます。
ごっこ遊び(見たて遊び)がなかったり友だちと一緒に遊ばない、変化を嫌う、ある特定の音や臭いに敏感などの特徴があります。
このように自閉症の様態はさまざまであることから、最近は「自閉症スペクトラム障害」(スペクトラムとは「連続体」という意味)という呼び方が使われるようになってきています。

チック症(トゥレット症候群)

振る、顔をしかめるなどの運動チックと、咳払い、鼻を鳴らす、突発的な声を出すなどの音声チックがあります。これらの症状は単独ででる場合もありますが、複数の症状が同時に出る場合もあります。
チック症状は4~11歳の幼少期にはじめて発症することが多く、10~15歳で最も症状がピークになるケースが多いです。症状が1年以上続いたり、運動チックと音声チックが併発している場合には、慢性チック=トゥレット症候群と診断されます。

学習障がい(LD)

学習障がいとは、知的な遅れがないものの、「聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する」といった領域のうち、いくつかについて習得の困難さが現れる障害です。
就学後、本格的な学習が始まってから顕在化する障がいですが、幼少期では聞き返すことが多かったり、ことばがスムーズに出てこなかったり、数や文字に興味を示さなかったりといった様子が見られることがあります。