こんにちは。入曽教室は先日郊外活動にて公園でキックベースを行いましたのでその時のことをご紹介します。
この日はゴムボールで「サッカーをやりたい」「キックベースをやりたい」と2人の児童が遊びを提案し気持ちが分かれていました。入曽教室には屋外用ゴムボールが1つしかない為公園へ向かい車内にて話し合いから始まりました。
「俺はキックベースのやり方知らないしルールも難しいからサッカーの方がいい」「キックベースはほぼサッカーみたいなものだよ、ルールも野球とほぼ一緒だから」と互いに自分の主張を伝えあっていましたが、どちらも気持ちが強くなかなか遊びが決まらずにいました。
「先生ちなみに公園で遊ぶ時間はどのくらいあるの？」と1人の児童が質問してきたので1時間くらいかな？と答えると「そうしたら30分ずつで交代して2つやればいいじゃん。両方できるし」と和解案を出してくれる姿がありました。しかし「いやだ。全部サッカーやりたい」とサッカー派の友達が言うと「じゃあ多数決とろう。文句なしで、多かった方をやればいい」との事で多数決を行いキックベースを行うことに決まりました。「嫌だよ、キックベース」と言いながらサッカーを行いたかった児童は泣いてしまいましたがその場の雰囲気はキックベースに決まっていたので誰も泣いている児童には触れずそのまま公園へ到着しました。
「よし、キックベースやろ」「チームどうする？」と周りが話している中、最初にキックベースを提案した児童が泣いている児童に近づき「ごめんね。時間があったらサッカーやろうよ。でも最初にキックベースやってみない？俺と同じチームでさ、ルールも教えるし。一度やってみてつまらなかったら抜ければいいじゃん。」と声をかける姿があり、そのまま一緒にキックベースを行いました。
いざ始まると泣いていた児童も「なるほどね。サッカーのいい所を取ったあそびじゃんこれ。すげー楽しいじゃん」と受け入れた様子で遊ぶ姿があり、遊び終えると「〇〇楽しかったでしょ？〇〇が好きな遊びが増えてよかったよ。またみんなでやろう」と声掛けをし教室に戻る姿がありました。