前回の午前篇に続き、午後篇です。
午後は1年間かけてアナログゲーム療育を行ってきました。始めからアナログゲームが好きな子、そんなに興味ない子、様々なお子さんがいる中、昨年の4月にスタートさせました。
軽く運動をやってから始めはほめてこグループで回ってきているゲームを数人ずつのグループに分かれて行います。
楽しいゲームがほとんどなので、みんなの入りは最初からよかったです。
今回も同じように行いました。
そして、各チームで必ず振り返りをしています。
自分の気持ちを言葉で表現する練習です。
4月ころは全く言えなかったその思いも、「どうだった?」という抽象的な聞き方でも「○○のゲームは負けて悔しかった」など言葉で表せるようになりました。
1ヶ月に1回でも続けてこられた賜物だと思います。
最後にみんなでトランプを行います。色々なトランプ遊びをやったのですが、一番楽しかった「ババ抜き」を多く行いました。
カードを扇状に持てなかった子、ルールが分からない子、も今ではルールが分かり、順番が分かり、勝ち負けが分かるようになりました。
相手にジョーカーを取らせるために、駆け引き(持っているカードを入れ替えるなど)をする子もいました。そうやってみんな上手になっていくんですね。
最後にはみんなで、全11回の日曜療育を称えあって終わりになりました。
最後までやってきて、大人になってこんなに密に子どもたちとゲームをする機会が得られて本当にうれしく思いました。
そして、ふりかえりではここまで話せるようになるとは・・・という思いが強いです。
自分の気持ちを言葉に表すのって本当に難しいものです。一問一答形式からだんだんと「○○だから〇〇となった」というように話せていて、負けて悔しいけどもう一度やりたい!という事も皆言っていました。
成長ですね。
大人でも負けて悔しいですから(笑)
4月からの日曜療育もよろしくお願いします!!