あきる野教室の川尻です。
ほめてこグループでは各教室を順繰りとアナログゲームが回っています。大体1年周期くらいで同じゲームを楽しむ計算になります。
さて今回は、担当の目論見があって、2つのゲームを毎回メンバーを入れ替えて集中的に行っています。その面白さや、使い勝手、そしてお子様達の発達成長にどのように関わってくるか、簡単に紹介します。
ぴっぐテン。
足して10になるように考えながら順番で1枚ずつカードを出し、10を達成するとその時に場に溜まっていたカードを貰えます。勝敗は終了時のカードの枚数。数字カードのほか、カウントをリセットする0や、足しても引いても良い±5、そして一枚だけでゲットできる10などのカードがあります。さらに、カウントを維持できるキープというルールもあり、思いのほか戦略性もあります。
足し算ゲームとして単純ルールにしても良し、正規ルールで白熱のバトルをしても良し。10までの足し算が基本なので、今回紹介するゲームの算数分野代表として、お子様達の数字と計算理解習の段階も見ることができました。
あ、ちなみに上手な子は大人より強いです。
目指せミリオンヒットメーカー。
ぴっぐテンが算数分野なら、こちらは国語分野。500枚あるカードから12枚を選び、新しいヒット商品の名前を考えたり、お友達とカードを順番に出し合って文章を作るというルールもあります。まずは言葉の組み合わせによる面白さや、文章がおかしな方向にずれたりする事を楽しみましょう。ある意味ではふざけた……いえ、とことん楽しんだ者勝ちにもなる内容です。テーマを考えると、意外と面白さよりも「ホラー映画にしたい」などと、雰囲気作りを考えるお子様もいて、文章や単語の理解力が物を言います。面白い組み合わせを考えすぎて、言葉選びだけで時間が終わるのではと危惧する事態もありました(笑)
面白おかしくしても良し、真剣にヒット商品を考えても良し。今季は文章や言葉作りを目的としてポイントなどは無しにして簡単なルールを決めて遊んでいるだけですが、参加したお子様からは「またやりたい!」「もっとやりたい!」と声が上がるほど盛り上がっています。