こんにちは!
今回は「セルフケア」についてお話します!
まずは、以前入間教室の職員向けにセルフケアのミニ研修を行った際の資料の一部をご紹介します。
セルフケアとはその名の通り、「自分で自分をケアすること」なのですが…
できているようで、意外とできていないというか難しいものなんですよね。
セルフケアは特に我々放デイスタッフのような対人援助職に必要なスキルと言われていますが、もちろん子どもから大人まで全人類に必要なスキルです。
入間教室に通ってくれている子どもたちにもセルフケアのスキルを身に付けてもらい、心身共に安定した生活を送れるようになってもらいたい、子どもたちのQOL(生活の質)を向上させたいと思い、セルフケアに欠かせない「自己覚知」を少しずつ療育の中に取り入れています。
正直まだまだ試験的な取り組みで、入間教室の子どもたちにセルフケアを知ってもらうためにはどのような形で取り入れるのが最適なのか模索中ではありますが…
まずは少人数のグループになることが出来るアナログゲーム療育の前に取り入れています!
みんなで「今の自分の心の状態」や「今の自分の身体の状態」をイラストなどを見ながらか考えてもらい、少人数の中で言葉で表現してもらっています。
やってみると「今」の概念が難しい子がいたり、たまたま新1年生で初めてほめてこに来た日に聞いてみたら「緊張してる…」と悲しい表情をしたイラストを指さしながら教えてくれた子もいました。
そして、アナログゲームが終わった後にも同じように聞いてみると…
「ゲームの間は学校で嫌だったこと忘れられたからスッキリした!」という子もいました☆
このように自分のことを知って、ストレスを回避する生活、ストレスが少しでもあるならば自分で対処できるようになることで、セルフケアのスキルが子どもたちのこれからの生活を支えてくれたらいいなと思います。
これからも子どもたちにとってのセルフケアを日々模索し、実践していきたいと思います☆