
こんにちは。
今月の工作は紙粘土です。
見本を見ながら秋の食べ物を作りタペストリーにするグループと、自由に作りたいものを決め形にするグループに分かれます。
秋の味覚グループは、粘土を丸めてぶどうや栗、柿を作ります。
粘土をこねて感覚遊びを楽しみながら「見本通りに作る」経験ができました。
一方、好きなものを作るグループ。
「自由」という言葉はなんだか聞こえがいいのですが・・・
何もないところで完成図を想像したり、想像したものを形にしたりと難しい要素が沢山あります。
「ハートにしたいんだけどどうやればいいの」「なんか違う」と苦戦する姿もありました。
それでも誰一人として途中でやめる児童はおらず、皆の成長を感じた時間でもありました!
そして特に多くの職員の印象に残ったAくん。
実はAくんは製作活動に苦手意識があり、これまでは「今日は製作の日だよ」といわれただけで気持ちが落ち込んでしまう様子がありました。
ところが、夏休みにアイロンビーズでとっても素敵な作品を作り、いろいろな人から「すごいね!」「上手!」と褒めてもらい、自分でも満足ができたようで・・・・「製作って楽しいね!」と言ってくれるまでに気持ちに変化があったのです。
そんなAくんに「自由に作っていいよ」と伝えたらどう感じるかなあ、と思っていたのですが。
全く心配はいりませんでした!粘土をこねているうちに「雪だるまつくる!」とひらめき、「先生、ここは何色にしたらいいかな」「雪だるまって帽子被ってるよね」と職員に確認しながらどんどん形にしていきました。
苦手だった活動も何かをきっかけに好きになれることがある、と改めて気付かせてくれた嬉しい出来事でした(*^^*)
